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レイワハチネーン!

  • 執筆者の写真: ツカレナオースブルワリー
    ツカレナオースブルワリー
  • 2月18日
  • 読了時間: 7分

 気が付けばもう二月!年が明けてからかなり時間が経ってしまいました!皆様本年もよろしくお願いいたします。いい年にしていきましょう!新年の挨拶にはギリギリ間に合いましたかね?ちょうど旧正月ということで。

此度の年末年始は有給なんかを上手に使って長期休暇にされた方も多いのではないでしょうか。淡路島も大変混みあっておりました。お陰様で弊社もてんやわんやさせてもらいました。醸造所で作業をしていたら年を越していまっていました。年末年始も通常運転。

◆良い思い出

 

 こちらの写真は福男でも有名なえびす宮の総本社西宮神社の福笹。十日戎で購入できるいわゆる残り福です。「商売繁盛笹もってこーい」の笹です。恵比寿様が生まれたと言われる淡路島に生きる商売人としてはゲットしておきたい代物。

 毎年ご近所さんが「詣でる暇もないやろ」とうちの分も購入してきてくれます。もうこのお気遣いだけで十分過ぎるくらい福をいただいてしまっています。この一年幸せに過ごせることは確定です。

 もちろん今年もたくさんの試練が待ち構えているでしょう。昨年も予期せねというか予想の範囲を超えるトラブルが続出しました。停電、水害、獣害、産廃、原料資材の値上がり、設備の不具合等々…。社会全体でも心を抉るような悲しいニュースがたくさんありました。令和8年になったからといって世の中が良くなるわけではないですし、それはそれは大変な一年になると思います。

 だがしかし!辛いことがあるたびに気持ちはしんどくなりますが、だからといって心に蓄えられた良い思い出や人の優しさというのは消滅することにはなりません。お金や時間と違っていくら思い出しても減らないのがいいですね。毎年のことであり、完全に棚ぼたですが新年早々この福笹で心の貯金ができたのでよいスタートを迎えられました。娘(猫のにゃあちゃん)に羽毛布団にうんこされましたがすぐに立ち直ることができました。もうしないでね。まあ運がついたということでヨシ!

◆悪い思い出

 じゃあ悪い思い出も溜まっちゃうし、それは良くないんじゃないかと言われるとそうなんですが、そんなもんは考えようでなんとかします。我々は都合のいい生き物ですから。うんこ繋がりで思い出した絶望的な出来事なのですが、学生時代と若手サラリーマンのころに漏らしてしまったことがあります。どちらも飲み会でしこたま飲んでラーメンを食べて帰路に就いたのですが、お酒を飲んで気持ちがいいと家の最寄り駅の何駅か手前で降りて歩きたくなってしまう性分でそのときも何キロか歩くことにました。で、その途中で出てしまったのです。学生のときにやらかしたときよりも社会人でやってしまったときが辛かったです。家着くまでにかぶれないか、スーツに染み込んでないか、明日も仕事なのに立ち直れるのか、人は同じ過ちを繰り返してしまうのか、真の愚者は経験にすら学ばないのかと絶望していました。

 しかし今考えてみればそのまま地下鉄に乗っていたらもっと大変になっていたかもしれないと。もうその路線には乗れなくなるかもしれないし、巻き込まれる人もいたでしょう。そういう意味では同じ車両の人々を救った英雄なのだと。このように何年かして振り返れば新たな視点と広い視野・解釈で切り替えられることもあります。

◆辛い思い出

 まあそうは言ってもそれどころではない苦しさを与えてくるのが人との別れ。これはこんなクソみたいなエピソードとは比べ物にならないくらい辛いことです。これを悪い思い出というのは違うでしょうけど、その喪失感と耐え難さは長い間引き摺ります。

 ここ最近多いのがお取引先の閉店・閉業。既に閉業されてしまったとこもありますし、閉業が確定していてご連絡をいただいているところもあります。たった一回のお取引だったとしても自転車操業の弊社としてはまさに命を繋いでいただいてきました。そういったお得意先様が様々な事情で営業を終えてしまうのは心苦しいことですし、他人事ではありません。もし弊社の商品を仕入れてくださったことがあるお店で残念ながら営業を終えてしまうという判断をされるという方は営業最終日よりなるべく早くご連絡をいただければ有難いです。お店に伺いたいので!認知症にならない限り忘れません!

 そしてここ何年か多いのがさらに苦しい永遠のお別れです。これは立ち直るまで時間を要しますし、立ち直っているつもりでも立ち直ってなかったりします。ただこれもその人がいなくなったというだけで、いたという事実は変わらないですし、その人との思い出は残ります。甲本ヒロトさんも「”いた”ってことに比べたらいなくなったことなんて大したことない」ということを仰っていました。

 あとまたまた思い出してしまったのですが(今年は冴えているな)、昔観たでオダギリジョーさんの台詞を思い出します。詳細には覚えてなかったんですが、ちょっとググったらいろんな人が感銘を受けていてたくさん抜粋されていますね。「人間にはやり残したことなんてないと思います。過去とか未来とか現在とか、そういうものって、時間て別に過ぎていくものじゃなくて、場所っていうか別のところにあるものだと思う」「人間は現在だけを生きてるんじゃない。5歳、10歳、30、40。その時その時を懸命に生きてて、過ぎ去ってしまったものじゃなくて、あなたが笑ってる彼女を見たことがあるなら、今も彼女は笑っているし5歳のあなたと5歳の彼女は、今も手を繋いでいて今からだっていつだって気持ちを伝えることができる。人生って小説や映画じゃないもん、幸せな結末も悲しい結末もやり残したこともない。あるのはその人がどういう人だったかっていうことだけです。人生にはふたつのルールがあって、亡くなった人を不幸だと思ってはならない。生きてる人は幸せを目ざさなければならない。人はときどきさびしくなるけど人生を楽しめる。楽しんでいいに決まってる」

 一度しか観ていないドラマですがここは凄く刺さってしまいました。改めてちゃんとこの台詞を読み返すとこのドラマを観返したくなってきます。コロナ禍もあってかここ数年で別れを多く経験してきたからでしょうか。自分も弊社もいつ死んでも関わった人にそんな風に思われるように緩く楽しく生きていきたいです。誰かに長く続く喪失感を与えないように。”いた”という事実のためにたくさん痕跡を残しておこう。お世話になったお取引先とのお取引やお店を利用したことも忘れないようにしよう。

 それにしても最近ドラマや映画を見れていないのが困りごと。漫画や小説も。人との出会いや思い出だけではなく、結構作品の台詞や歌詞も心に残っていてここぞというときに浮かんで力を与えてくれている気がします。ものづくりを生業としている者として、毛色は違うかもしれませんがそういった作品にもことさら感動してしまいます。今年はオンオフ・メリハリしっかりつけて趣味に興じる時間も作って心の貯金をしていきましょう。そしてちょっとやそっとのダメージになんなく耐えられる心身作りを!

 

 もっと昨年の振り返りや弊社の未来や日本のクラフトビールの未来について語りたかったのですが、閉業のお報せが多かったり、法事があったり、危篤の連絡があったりとちょっとおセンチな話になってしまいました。いや、元々そんな未来について語れるほどのタマではなかったか。

 

 何はともあれ今年も皆様の良い思い出の片隅にビールがあれば嬉しいです。それがまた弊社の良い思い出になることでしょう。逆にしんどいことがあっても飲んで乗り切りましょう。ビールは体に悪いけれどいつも我々の味方です。

 良い思い出をたくさん集めてトラブルに打ち勝っていきましょう!ツカレナオース!

 
 
 

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